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劇場版 フリクリ オルタナのKUBOのレビュー・感想・評価

劇場版 フリクリ オルタナ(2018年製作の映画)
3.3
祝!宮古島まもる君、アニメ初出演! しかも、その後、あんなことになって、こんなことになって、あー!

パスポートがあるから、という理由で、なんの前情報もなく鑑賞。

女子高生のだらだらした日常を描いているかと思えば、いきなりSFに振れたりする。

やる気のない碇ゲンドウが現れた時点で「ああ、貞本だ。ガイナックスか」とわかる。

一番びっくりしたのは、主人公たちが集う部室(?)みたいなところに立っているのは、な、な、なんと、私の大好きな宮古島の交通安全を守る「宮古島まもる」くんではありませんか! もう、それだけで、これ見てよかった!

空から降ってくる巨大なピンは「Googleマップ」の如し! 大地にそびえるビルより巨大なアイロン。そのアイロンをつかむ天から伸びてくる大きな手! SF的にビジュアルのインパクトが強烈!

1話30分×5話構成で、それぞれ女子高生4人組の日常の物語が終盤突然ロボットものになったり、戦闘が入って終わるパターン。頭から突然メカが飛び出したり「N.O.」って何だ? 男子はいないけど、シンジくんたちの学園生活を中心にしたエヴァみたいな感じ?

高校生の日常、変わりゆく故郷を守る、という視点は、SFでありながら普遍的なテーマを内包しているのかな? 後編「プログレ」の予告編を見るとさらにぶっ飛んだ内容になっているようで、どんな展開になるのか楽しみだ。
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