フジコヘミングさんの半生を、ご本人の絵日記と共に辿るドキュメンタリー。
特に、戦時中の生き辛さは、相当なものであったと心が痛む。
決して思い望んだ通りの道のりではなかったにせよ、色々な葛藤やハンディがあったにせよ、今もなお現役で精力的に演奏活動を続けてみえるのは、ご本人の精神力と、才能の賜物としか言いようがない。
独特の朴訥とした語りの中に、深い愛情を感じる不思議な感覚をどう表現したらいいものか、、、。
（しかも、『ちょんちょん』、なんとも可愛いネーミング！）
自分の世界観を見失わず、悲しみも受け入れ自分の旅に邁進する姿は素晴らしい。
