トップガン史上最高のパイロットであるマーヴェリック。
組織に縛られない行動故に、本来なら2つ星の上級少将になっていてもおかしくないのにキャプテン（大佐）として空を飛び続けている。
そんな彼に、今は大将になった昔の仲間アイスマンの命令が下る。
達成不可能と思われるミッションに臨むトップガンを卒業したパイロットたちの教官になれというのだ。
マーヴェリックは全員無事に帰還できるように厳しい訓練を施すが、メンバーの1人で亡き親友グースの息子ルースターとの深い溝に思い悩むのだった・・・。
86年に公開されたトップガン。30年以上の時を経て作られた続編。最高に面白かったです。
オープニングクレジットからエンディングまで、正に「あの頃」の古典的王道ヒロイックムービーという雰囲気で、どストレートな展開と新しい映像表現との融合が楽しい。
昨今のポリコレ色の強い作品も、時代の流れの中で特に違和感なく楽しんではいますが、こうした問答無用でヒロイックムービーの王道をいく作品があってもいいじゃないですか。
今年（2022年）2月に公開された「ゴーストバスターズ／アフターライフ」も楽しめる続編でしたが、本作も最高に納得のいく続編だったと思います。
とにかくトム・クルーズがカッコいい。全面に彼のカッコよさを描写していた「あの頃」の雰囲気を、否応なしに思い出してしまう。
もちろん戦闘シーンも息を呑む迫力。実際に乗っているコックピットのカットの説得力は半端ない。
このど迫力の映像はIMAXで観て正解でした。
とりあえず私的には涙腺緩みまくるシーン多数。
この潔いまでの「あの頃」の王道ヒロイックムービーに、今の若い世代の人たちはどんな反応を示すかが気になります。
ちなみに帰宅後、ポストにサントラCDが届いてました。うん、いい流れ（笑）
