続編映画としては文句なしの出来栄え。
冒頭から前作では自分のために飛んでいたマーヴェリックが、チームの仲間のために無茶やってて胸熱。
輝かしい栄光を持つが、今なお一線でアクションを重視するトムと数々の勲章を持ちながらも大佐で現場に止まり続けるマーヴェリックが重なる。だからこそ、この映画の続編を今撮る意味があったんだと感じた。
でも、だからこそストーリ展開はもっと若者中心にして欲しかったし、ラブロマンスは必要なかったんじゃないか？とも感じた。
とはいえ、前作ストーリを大切にした設定や展開は胸が熱くなることは間違いなく、ベタだが若かりし頃自分が見た光景を眺めるマーヴェリックや戦友の息子と抱き合うシーンはゾクゾクした。
また進化している点としてはコックピット内やドッグファイトの描写はとても迫力があり、また展開がわかりやすくなっている。ロックオンされた時や機銃を撃つシーンのひりつく感じは素晴らしかった。
これぞ続編という作品。30年経った今だからこそできた作品。
