Slampedeさんの映画レビュー・感想・評価

Slampede

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正欲(2023年製作の映画)

3.6

ガッキーの生気のない目が狂気的でよかった。神戸さん役の女優さんがとても気持ち悪かったっす。

テーマはマイノリティの生きにくさ、なんだろうけど、登場人物が多くてどの話も浅い印象。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.4

町を破壊しまくるゴジラ、逃げ惑う人々を蹂躙していく様は正には間の化身であった。熱線の表現も迫力があってとても良かった。
正直、VFXは期待してなかったのですが、とても満足しました。

ただ、一方でドラ
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アナログ(2023年製作の映画)

3.6

役者の芝居はとても良かった。
が、どうにも波留の演じた女性が好きになれず、胡散臭い奴だなと思ったら、ほんとに胡散臭い奴だった。
ストーリもベタで行くなら、もっとベタにハッピーエンディングでいいと思うし
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.6

途中で思わず感動してしまったが、どうにも全体的に男性目線が語られすぎている点が気になった。(原作は女性作者なのだが・・・)
父子関係はそれこそ感動してしまうほど、濃いストーリがあるのだが、母子関係が希
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

映像が煌びやかで見ていて飽きなかった。光が水で反射してキラキラするシーンはなかなか無いキスシーンだなと思った。

火の擬人化なのに主人公が可愛らしくて、そこも良かった。

変に説教くさくないし、爽やか
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

アクションは確かにすごいが、あんまりハマらなかった。スパイ映画が見たかったんだが、「スピード」を観ている気分になった。

散々ハイテク技術で暴れてきたチームなだけに、AIの反乱って言うのは面白いテーマ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

結論として結構好きな作品。
みなさまと同じようにパプリカっぽさを感じながら見ていました。

風立ちぬもそうだが、本作も監督の生き様を表してるように感じた。今作は特に老化、引退、その先の死がテーマなんだ
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.0

これは傑作だと思う。
とにかくミア・ゴスが凄すぎた。今回脚本やらに絡んでいるからか、キャラクターの深掘りがすごい。本人もあんなに情緒不安定なのかなと心配しちゃうほど。エンドロールは凄すぎて、畏怖なんだ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.6

映像表現は前作を上回る出来でカッコ良いシーンが多かった。エンディングもかなりカッコよかった。

ただ、ストーリーがいただけない。はっきり言って、壮大なプロローグで、起承転結の起承の部分で終わるもんだか
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

「チャイルドプレイ」のフォロワーかと思いきや、この映画はグロテスクな要素を排除し、代わりにサスペンス要素が強調されています。ホラー映画のグロエロを期待して観ると、少し肩透かしを食らう可能性がありますの>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.9

この映画は結構重苦しい内容でしたが、視点を変えることで謎解き要素や緊張感をあおるような描写が随所にあり、楽しみながら鑑賞することができました。特に皆さんも言っているように、ラストシーンは特に秀逸でした>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

楽しい映画だった。子供の頃から慣れ親しんだマリオのゲームが映画で追体験できるような感覚だった。
また、いろんなジャンル、例えば初期のドンキーコングやマリオカート、スマブラなどのオマージュも見ていて楽し
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

3.8

PSYCHO-PASSの新作だ!となんの前情報も入れず飛びついたら、3の前日譚で‥てっきりfirst inspectorの続きかと思っていたのでかなり頭がバグりました。

しかし、まあ1のキャラの魅力
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.0

正直観ていて楽しかった。
2Dと3Dがばっちり融合していて、アクションシーンが気持ちいいの何の。猫なのにばっちりカッコよかった。

最近ポリコレ全開のディズニー、ピクサーを嘲笑うかのような見せたい画を
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.5

田舎の閉鎖感がテーマと思いきや徐々に話がずれていき何だかよく分からない感じに‥

役者陣の好演が光った作品であった。特に横浜流星さんの目の演技がとても心に響きました。

もっとテーマを深掘りすれば刺さ
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スマイル(2022年製作の映画)

3.4

画の見せ方や音楽などの演出は良く、全体的に気持ち悪い感じは良かった。
が、ちょっと長い。途中の中弛みとラストの肩透かしが強い。おしい作品

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

面白かった。
予想以上にちゃんとファンタジーRPGの世界観が表現できていて、背景などもどこまでがCGなのかわからないくらいリアリティがあった。
登場人物がそれぞれ個性的で見せ場もあって、好感が持てた。
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.4

なんか違う観たかったのはコレじゃない感が‥。
言語化しろと言われると難しいが、例えば演奏シーンの演出。音に力があるのはわかるがああいう演出を多用されるのは萎えた。

例えばサックスのソロ。もっと凄い音
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

自分の生い立ちすらこのようなエンタメに落とし込んでしまうスピルバーグの映画狂いには戦慄すら覚える。

話の筋としては家族のゴタゴタに終始するわけで、特別起伏があるわけでは無いが退屈することなく二時間半
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RRR(2022年製作の映画)

4.2

これは‥‥笑
満足度が高いというか、中毒性が高いというか、とにかく鑑賞後は異様な熱量に気圧された。

演出がとにかく濃いというか、ある意味くどいのでそこが好みとして分かれるとは思う。が、個人的には刺さ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

親子の相互理解をマルチバースというトンデモで味付けした作品。話の趣旨が初めは見えにくくて段々とテーマが浮き彫りになっていく感じが人を選ぶ所以だろう。

時間軸や話のテイストの振れ幅が大きくジェットコー
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.5

子供は親が思う以上に複雑な感情や周囲の状況を読む力があることを再認識させられた。子役の少年の演技に脱帽。

ストーリは事実かもしれないが、話に救いがなく、子供が不憫であった。
里親にアプライしてくる親
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.9

これは‥インド風の妙なノリがちょっと引っかかったが、画の迫力にグイグイ引っ張られた。

指輪物語のインド版といった印象。
主人公が強い理由が血統のみなのはちょっと納得いかないが、まあそんなことはどうで
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

テンポも良く最後まで楽しく見れた。
吉岡里帆の新米監督感はなかなか良かった。

サウンドバック見てみたいっすな。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6

個人的にはちょっと合わなかった。
ただ、登場人物の機微を演出控えめのシーンで表現するのは結構好きだった。会長とシャドーするシーンが一番お気に入り。

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.7

映画館で見たかった作品、やっと鑑賞。

伊坂幸太郎作品のような伏線が回収されていく様はなかなか気持ちよかった。

最終的に想像した通り血みどろの展開になって笑った。さすが韓国映画。

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.7

前半と後半で話の主導権が入れ替わる瞬間が気持ちよかった。
アクションシーンが派手で見応えがあった。やっぱり女性アクション俳優はカッコいいっすわ。

作品も60分でサクッと見れてオススメ。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.0

無防備で見たら無茶苦茶刺さった。

あみ子を通して他人の自己中心性が際立って見ていていたたまれない気持ちだった。

お気に入りはあみ子を助けてくれた兄とのシーンとラストシーン。特にラストは辛い境遇にも
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

伊澤さんがとてもカッコよくて一発でファンになってしまった。アクションも迫力があって、話のテンポも良くて気持ちよく鑑賞できた。

監督の他の作品も見てみたくなった。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.7

この実話が自分が生まれる2,30年前に起こったことというのが何とも胸が苦しくなる事実で、戦争の悲惨さというものを改めて認識させられた。

個々のエピソードも心に響き、自分は涙なしではみることができなか
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

2.5

ヒスったおばさんを長時間眺めるのはキツイ。見どころがよくわからん。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

中盤までは母の薄気味悪さがハラハラする要素だったが、後半になるにつれてなぜ世間が母の狂気に気がつけないのかイライラしてきた。

それがあまりに募ってたのか、ラストのカタルシスが弱く、どうせなら脳天ぶち
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.8

サスペンスかと思ったらホラー味が強くて不意打ちくらった。あえて話を難解にしてるところがちょっと気になったけど、作品自体も100分とコンパクトにまとめられててだれずに見れた。

個人的には主人公のトラウ
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母性(2022年製作の映画)

3.6

ただひたすらに戸田恵梨香の役が気持ち悪く、ゾクゾクする役柄だった。
また男性が話から極力排除されているが、父親と不倫相手がクズすぎて、永野芽郁が正論で突き刺す場面がめっちゃ気持ちよかった笑

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