ブロコリ

トップガン マーヴェリックのブロコリのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

見終わった後の余韻がすごい。観てる時よりも見終わった後の余韻の方がすごいかもしれない。これが映画だよなぁとしみじみ思わされる作品。The 映画。映画館で笑いが起こる一体感がすごく良かった。やっぱり知らない人たちが一緒に笑って泣いてと感情を共有できるってとっても素敵だ!と改めて自分が映画館を好きな理由を感じさせられた。

とにかく前作へのリスペクトを凄く感じた。色味、曲、シーンのひとつひとつから前作を連想できて、とてもノスタルジックな気持ちになった。台詞がなくビジュアルだけで見せてきたシーンも映画の良さが出ていて個人的にすごく良かった。トムクルーズが「映画館で観てもらうように作った」といっていたけど、その通りで間違いなく映画館で観なければならない作品だったように思う。空や広い道路は映画館の画角いっぱいで観た方が絶対に気持ちが良い。

物語は王道ではあるけど、これもまた前作と重なる部分が多々あり、とにかくエモい。マーヴェリックとアイスマン、マーヴェリックとグース、マーヴェリックとルースター、マーヴェリックとペニー、それぞれの関係性がどれもなおざりにすることなく描かれていた。感動。

不可能を可能だと自ら証明するマーベリックの姿はリーダーのあるべき姿を教えられた気がしたし、自分もマーヴェリックのように背中で語れる人になりたいとも思わされた。どんなに合わないように思える人も、嫌な人でも、命を預け合う時、一つになることができるのだという熱いヒューマンスピリッツを感じたし、考え方は違ってぶつかることはあるけど、人の本質は悪いばかりでないと思わされた。これだから人間を愛さずにはいられない。

あと、トムクルーズ普通におじさんなのにバチバチにかっこいい。

普通にもう一回観たい。こんな映画を作ってくれた全ての方々に感謝したい。ありがとう!
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