面白かった！やっぱり曲が良い。オープニングが最高。前作を観たの3日前だけど、それでも鳥肌が立ったから、これは当時のファンからしたら堪らないはず。エンジン音も座席が揺れるほどの莫大音で、映画館で観る価値がある。これは4dxでも観てみたい。
1作目のファンサービス的な演出ももちろんあるけれど、ただ喜ばせるためだけのものではなく、物語に深みをあたえているので、これは予習が必須。そして1作目をしっかり引き継ぎつつも、懐古目的のただの続編ではなく、1本の映画としての見応えもめちゃくちゃあって良かった。
何よりも、ザ80年代だった前作『トップガン』が、今あるべき映画にしっかりアップデートされていたことが素晴らしい。そして、トム・クルーズは、どんな俳優よりも、代替できない俳優だということを、この映画が証明している。これはトム・クルーズが主演だからこそ作れた映画。マーヴェリックのカリスマ性は彼しか演じられない。
そして、実際に演者が戦闘機に乗り、飛んだ状態で撮影するという方法に関しても(この手段があの観客誰もが手に汗を握るであろうリアリティーを作り出したに違いない)、トムクルーズが今までの映画で自らスタントをこなしてきたからこそ生まれたものだろう。
また、わかりやすい前作からのアップデートでいうと、女性パイロット、フェニックスの存在だと思うのだけど、ロマンスの役割を担わせるでもなく、エースの1人として活躍させていたことが素晴らしい。
1作目から引き続き、映画の王道を突き進んでいる映画ではあるので、特段私好み(例えばクリエイティビティ溢れるような特異なもの)というわけではなく、 今年1番良かったとまでは思ってないのだけど、でもすごく良かった。
