個人的2022年上半期第1位。
面白が過ぎる。
特別凝ったことしてないのに、丁寧に積み重ねていくことで気持ち良いカタルシスを与えてくれる。
クライマックスが6回くらいある。
可能な限りCGを使わないことにこだわった映像は、感じたことのない映像体験を生み出している。
主人公マーヴェリックの生き様と、映画のスタンスが重なる。
「まだまだやれるぜ。若いヤツには負けないぜ。」
「映画は映画館で。スマホでは得られない感動がある。」
CGやスタンドを極力使わないのも、昨今のハリウッドの、ほとんどスタジオの中のグリーンバックの前に立って撮ったような映画たちに中指を立てるかの様で、清々しい。
36年間続編を作らず待った理由も、配信に切り替えず3年も延期してまで劇場公開にこだわった理由も、映画を観れば伝わってくる。
2022年の今、映画館のスクリーンで、観ることに意味がある映画。
一生映画館で上映し続けてほしい。