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金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキストのHarutacoのレビュー・感想・評価

4.5
これを観てチェ・ヒソのファンになりました。金子文子という人物の魅力とそれをとにかくチャーミングに演じるチェ・ヒソの魅力がかけ合わさって、最初から最後まで本当に素敵だった。

金子文子については、鑑賞後、ゆっくりと『何が私をこうさせたか』を勉強中。

こういう映画が日韓合同でできる日がきてほしいし、合同で作れる道を探っていくこと自体が大切な気がする。
チェ・ヒソは『アジアの天使』でも出ているし、これからも日韓をつなぐような映画をたくさん作ってくれたら嬉しいな…

2023/1/27追記
DVDを購入したので再度鑑賞。1度目に見た時には受け入れがたく感じた日本政府の行動も、悲しいかな、全然ありうると思えてしまった。なんなら今この時代にも…。
DVDには劇場用パンフレットを一部抜粋した修正のパンフレットが入っていたのも嬉しい。ここに掲載されたイ・ジュンイクがインタビューで、「朴烈と文子が生み出した輝きの瞬間すべてを撮りたかった」と答えている。まさにそんな映画だった。
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