金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキストの作品情報・感想・評価・動画配信

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金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト2017年製作の映画)

박열/Anarchist from Colony

上映日:2019年02月16日

製作国:

上映時間:129分

3.9

あらすじ

「金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト」に投稿された感想・評価

leiene1991

leiene1991の感想・評価

4.4
かっこいい。

詩の中に彼を見つけ共鳴し、同志の契りを結び2人共にアナキストとして権力に挑み抗い続ける姿は生き生きとしてて、たとえそれが死に至る道であっても"生きる"事を選んだ2人の選択に感動しました。

朝鮮植民地支配時代の日本、朝鮮人というだけで差別を受け疎まれる。
そんな中関東大震災が発生し、民衆の不安を鎮めるための対策として日本政府は朝鮮人の無差別虐殺、検束を開始する。
ここの政府内でのやり取りはやはり胸糞悪いものがある。
ただ映画の方向性としてはこれを諫める人もいるし、彼らと接していく中で少しは理解しようとしていたりと、史実として彼らが生きた事を伝える上に未来を見据えたものである事が分かる。

政府の抑圧を受ければ受ける程2人の絆は深まり、たった2人の言動に戦々恐々とする姿は痛快でもある

そして金子文子役を演じたチェ・ヒソさん
全く違和感の無い流暢な日本語に加えて、天真爛漫な振る舞いは女性として魅力的に映り、高圧的な看守や判事に一歩も怯む事なく闘う姿はかっこよく、色々な表情を見せてくれる。
彼女は幼い頃に両親や親戚から虐待を受け、朝鮮に渡り植民地支配の実情を間近で見てアナキズムへと傾倒していく。
支配する側の日本人の中にもこういった人がいたんだという、嬉しい。ではないけど驚きはありました。

「マルモイ」「密偵」そして本作と立て続けに観て特に感じたのは文子の言う通り、肉体は死んでも精神は生き続けるということ。
国家レベルであろうが個人レベルだろうが、傷付ける側はすぐに忘れようとするけど傷を負った側は一生忘れる事はなく、背負い続けなければならない。
いかに権力や国家というものが概念的な虚構であるか、考えさせられる良作でした。
のりこ

のりこの感想・評価

3.0
日本語が気になって集中できなかった…
裁判中のパク・ヨルさんの日本語には字幕をつけて欲しかった…

2人の関係の描き方が雑で、運命的な出会いに恵まれへんわたしはまたもや置いてきぼり…いつの間に獄中でも以心伝心できるぐらいになったんや。頭良い人らは遠回しな発言で相手の意図を的確に汲みの取れんのか🤔

日本政府は今も昔も…………残念や。
さ

さの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

全体的に共感させる気のない映画。
史実にはめちゃくちゃ共感するし、いいなって思うんだけど、映画の演出とか表現とかが分かりづらい。
過去の表現が一切ないので、情景理解がしづらいのと、金子文子も社会主義おでん屋も実在できないやろ!!みたいなツッコミが多くなる。
恋愛要素が突拍子もなく見えて(婚姻の話とか、え!?社会主義者じゃないの!?構造に怒ってないの!?ってついていけなかった)、そもそも出会い?からして意味不明だし、最初に同棲って言った理由も、社会主義者ゆえか、そういう問題じゃないのかとか、全部説明が少ないから理解できないところが多すぎた。
あと脇役の日本語やっぱ聞きづらいから頼むから字幕欲しいってなった😭😭
無鉄砲なやつ無理だなあ
あと最後の文子の胸に手を忍ばせるシーンまじでキモすぎる、、、人の平等性説いてるのに、女性のモノ化かよ、、、ってなったわ
【自分の知らない日本史】
文子と朴烈の熱い想いに泣けた。泣いてしまった。

韓国よりの解釈・言い分もあるだろうが、そんな【闇の歴史】知らんやん。
勉強させていただきました。

チェ・ヒソさんが仲間由紀恵さんに似ていて親近感が湧きました。
「建築学概論」の彼、立派になったねぇ。
韓国でのタイトルは「박열」。英題は「Anarchist from Colony」。で日本は「金子文子と朴烈」。
日本向けにつけられたタイトルなのかなと思ったら、内容見たら、日本のタイトルが一番相応しかった。
大正期の関東大震災当時のお話なんだけど、まあ金子文子が一番狂ってるし(熱情してるし)。
韓国映画や韓ドラマニアの人には是非とも見ていただきたい映画。これは日本じゃ作れないし。
仮に日本なら重いドキュメンタリータッチにしそうな所をきっちりエンタメ風に仕上げてるし。
昔はこうゆう金子文子みたいなおっかさん日本にも沢山いたなあ。韓ドラの어머니みたいな人。
金子文子役のチェ・ヒソと初めて認識したのは、BBCドラマのリメイクでありながらオリジナルを越えた出来の韓ドラ「ミストレス」(傑作)で。
子供の頃、大阪で育ったらしく、日本語はnativeに近いんだけど、映画上、ちょっとだけ違和感があるのは、日常会話ほどイントネーションが現代な所(いや、他の役者さんの日本語に比べたら些細な事なんだけど、大正の人はあんなイントネーションではないし)。
とりあえず、本作でチェ・ヒソに興味持った方には、韓ドラ「ミストレス」をおすすめ。
NAKKI

NAKKIの感想・評価

3.5
鬼畜な悪党、、知ろうとしていなかった歴史。ただただ申し訳無くて胸が痛くなる。

無いものを有るように。
有るものを無いように。
言った言わない。
やったやらない。
何を得る為に?

どこの国とかではなく、ごめんなさいとありがとうと言える人間でありたい。

このレビューはネタバレを含みます

関東大震災当時の日本での朝鮮人差別の実態がとてもよく描かれていて、日本人として観ることができて本当によかったです
当時の身体的な攻撃は減ったとはいえ、いまだに特定の人種へのヘイトがあらゆる場でみられ、関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式に追悼文さえ送らない人が都知事に選ばれ、レイシストに18万票近くも票が集まったこの異様な国の実態は特に変わってないように思われる…
tkfk323

tkfk323の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

日本による韓国の植民地時代、日本にも民族差別と戦っていた人がいたんだと、金子文子さんを誇らしく思った。朴烈と文子の裁判での場面、嘘偽りがない真っ直ぐな台詞が印象的だった。

観ていて私の居心地が悪くなったのは、いまだに天皇もいて、過去の日本が犯した過ちや責任問題に、なぜ後に生まれた私が苦しまなきゃいけないんだと葛藤に苦しむことがあるからだ。これが民族問題か…と。

そんな時代を生きているけど、金子文子と朴烈のような人たちが今架け橋となってくれているお陰で問題に向き合う何かしらのきっかけを与え続けてくれている。私にとってはそんな映画だと思った。


金子文子演じた女優さんの演技も(二階堂ふみっぽい雰囲気があったような)素晴らしかった。あと、これはどうでもいいことだけど、日本統治時代が背景の映画って、日本語が話せる同じ俳優さんが出ていることが多くて、お!またこの人!ってなることが多くてちょっと嬉しい。
チェヒソ凄い!!日本語以外にも数カ国の言葉を操れる女優らしいのですが、日本語に関してはほぼネイティブでしたね。なんでも日本に住んでいた時期があったみたいです。
あの時代の日本で、朝鮮人を愛し戦った女傑を素晴らしく演じきっていました。
イジェフンも熱くて素敵でした。
時代背景的に今の私達には観るのが辛い作品ですが、出会えて良かった映画です。
重い差別の話だけど、エンタメ的にすごく面白い。金子文子と朴烈のキャラが愛くるしい。韓国映画はクオリティが高いな。
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