おすし

金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキストのおすしのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

覚えておきたい金子文子のセリフ。
「忠君愛国という思想は、実は権力が私利を貪るため美しい形容詞で包んだものである。これは己の利金のために民衆の生命を犠牲にする一つの残忍なる欲望に過ぎない。したがってそれを無批判に受け取るということはすなわち少数特権階級の奴隷たることを警告する。」

「私は朴の本質を知っている。そんな彼を愛している。彼のおけるすべての過失とすべての欠点とを超えて私は朴を愛する。」

「生きるとはただ動くということではない。私の意志で動いた時、それがたとえ死に向かうものであろうと、それは生の否定ではない。肯定である。」

英雄とは何か考えさせられた。
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