「私は犬ころである」
金子文子と朴烈 二人がかっこいい。
音楽のつけ方が粋。台詞のいいまわしも。
不良な朝鮮人
関東大震災のあと、暴動が起きる前に、日本政府によって、朝鮮人が井戸に毒を入れたとでっちあげられる。
「十五円五十銭」
逮捕、虐殺
今もそうかもだけど、生きづらいことや、しいたげられることが、たくさんあって。逆らえない権力。大義名分という名の嘘。
それにも飄々と立ち向かい、仲間を尊び、愛し共に戦い生きる姿は、爽快で感動する。
史実としてたったの数行で書かれること。文子と朴烈たちが命がけで生きたことを少しでも知ることができた。
この映画を見るときっと二人を好きになる。
いつかまた見たいと思っていたら、偶然配信を見つけた。見つけることができてよかった。