このレビューはネタバレを含みます
テンポが良い。主演のアーロン・エッカートに引き込まれているうちにあっという間に終幕。
実は、喫煙シーンが一度もない本作。
それぞれの仕事がそれぞれの食い扶持になっているという気付きに導いてくれる構造の映画って、ありそうでなくて。
これを20代後半で撮ってしまったジェイソン・ライトマンの感覚の鋭さには感嘆。
(ちなみに彼は、この後「JUNO」でアカデミー賞監督賞にノミネートされる。)
どんな情報も、鵜呑みにせず自分自身で真実を見つけるべきというメッセージも刺さる。
いつの時代にも通ずる主題を持った良作。