このレビューはネタバレを含みます
大好きで運命を感じた人が、最後は戻ってくるという言葉を残して何処かに行ってしまったら、「きっといつか戻ってきてくれる」という気持ちが芽生えてしまうよなあ。
私はどちらかといえば、後半になるにつれ、面白くなった印象。どんどん人間味が出てくると思う。りょうへいはいい人で安定してるからこそ好きという気持ちが見えなくなってしまうこともあると思う。
逆に麦みたいな人はいつ次に現れてくれるかわからない人だから全てを捨ててもついていきたいって思っちゃう
でも本当はあそこで間違えちゃいけないよなあ。りょうへいからしたら、あの場面がトラウマになりながら、疑いながら、5年間過ごした時間より麦を選んだ事を考えながら生きなきゃいけない。
でも、結局りょうへいも危なっかしい朝子が好きなんだろうな。朝子がりょうへいにずっとすごく惚れてたらここまで続いてないのでは？
