寝ても覚めてもの作品情報・感想・評価

寝ても覚めても2018年製作の映画)

ASAKOⅠ&Ⅱ

上映日:2018年09月01日

製作国:

上映時間:119分

あらすじ

東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながらも惹かれていく朝子。ふたりは仲を深めていくが、朝子には亮平には告げられずにいる秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。

「寝ても覚めても」に投稿された感想・評価

たこ丸

たこ丸の感想・評価

3.9
独特なリズムをもついい映画だった。光の使い方やカメラワークもよかった。話題となっているあのロングショットは言わずもがなだが、個人的には朝子が石段を降りてくるシーンに美しさを感じた。

既存の愛情表現、既存の恋愛関係とは異なるところに、確かにある「かたち」が生まれていた。それが愛というものなのか、私はまだわからない。しかし、「でもキレイ」という言葉が示すように、彼女が他者性を自覚し、生を肯定するに至ったことはわかる。そう、彼女は夢のうちに目覚めたのだ。
Margaret

Margaretの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます


りょうへいは本当に可哀そうと思う、最後の最後まであさこちゃんが好きなんだなと感じた(雨降っているのに、外にいるはずもない猫をまだ探しているのではないかと心配して探しに出た)
あさこは本当に自己中心的な人だけど、自分の罪を背負うことを覚悟している。だから私は彼女の言動を理解したいと思えた。失ってからやっと気づく、そんなことは誰にでもある。私は彼女が麦くんと駆け落ちして、でも最終的にはりょうへいの元に戻った、それが彼女がりょうへいの顔ではなく、本当に彼が好きな証だと思える。
りょうへいから見れは、彼女がしたことは裏切りでしかないが、私はそれを一種の愛情表現だと思えた。
私が一番理解できないのは、麦くんの手離しかた、なんなの?好きなのに、そんな簡単に手離していいの?まあ麦くんの性格には合ってるかもしれないけど、やっぱりわからない。
私はこの映画を見て震えました、愛はやはり複雑なものだと感じました。
ひろ

ひろの感想・評価

3.0
ここでの評価がわりとずっと高いのでフリパで鑑賞。

朝子怖い。
麦も怖い。

伊藤沙莉が出てくると和む。



朝子みたいな女は苦手だけど男は好きになりそうだな〜と。

朝子役の子があまりにも普通過ぎてそれが演出なのかただの大根なのか?と。
大阪出身のわりに大阪弁がなんか違うし。

事前情報を一切入れず観たので東日本大震災にびっくり。客電ってすぐ点かないのかね?そんなにすぐ停電した記憶なかったので気になったわ。
それ以外にもちょいちょい気になる事はあったけど映画だからねw



朝子にイライラはしたけど映画は嫌いではない。なんか不思議な感じ。
さじ

さじの感想・評価

3.0
主人公の朝子が怪物的なナルシシズムを体現したキャラクターで、我慢のならない胸糞悪さを感じた。
この気持ち悪さがでも、それがあまりにリアルに描かれているからだとしたら、二度目は笑いながら観られそう。
朝子の感情はよく分かる。心の内に制御できない獰猛な蛇のような激しいエゴイズムがあり、それゆえ、イケメンへ首ったけになったり、元カレに瓜二つな亮太と同棲したり、今や人気モデルの彼と恋人だったと女友達の前で発表したりする。普段は他人に興味がなくて寡黙なのに。
亮太にその秘密を打ち明けたとき大人対応だった亮太へ抱きついたシーンには呆れた溜息が出た。

ラストに河川敷で朝子が亮太を追いかけるシーンで、雲の影と晴れ間の境目が二人を追いかける描写では感動を覚えた。
朝子には『冷静と情熱のあいだ』のアオイや、映画『羅生門』の真砂を思い出した。
亮太の同僚である串橋くんだけは人間らしく親しみが持てた。

コピーの「愛に逆らえない」をもう一度読んで、女性の愛って子宮に住む蛇のことなのか、と心にモヤモヤしたわだかまりの残る映画。いや、人間はみなエゴイストだ、でもだからこそ物語は進んでいくのだろう。
eminuma

eminumaの感想・評価

3.7
恋愛モノかと思って観に行ったらサスペンスだった





カフェが開店前だという描写が、店内からの引き画に「open」の札を写すだけっていうのがもう映画観てるわ〜って感じでした。

というのと、

ヨリが少ないからたまに見る正面からのバストショットとか車の中のヨリとかタバコ吸うヨリとかにドキッとしてしまいました

というのと、

プロジェクト成功したときのパワポ資料に酒の銘柄がアルファベット表記になってるなあと思って映画観てるわ〜って感じでした

というのと

最後河川敷追っかけてく俯瞰の引きで雲が晴れていくのはあれCGなんすかね?めっちゃよくないすか?

というのと

夜行バスの中の顔のヨリに当たる高速のライト、あれ照明で作ってるんだよなめっちゃよくないすか?

というのと

めちゃくそホラーですね


という感じでした。
AK

AKの感想・評価

3.5
やっと観れた。
終始朝子の感情が全く掴めず、、、途中何度も首を傾げてしまった。消えた恋人にそっくりな顔の人が目の前に現れたときに惹かれてしまうのは分からなくもないけど、その後数年も付き合ってれば中身を愛することが出来てる筈。なのに最悪のタイミングで最悪のことを思いっきりやってしまう辺り、やっぱり女性の感情は何歳になってもわからないものです。

終盤のホラー展開は人を愛することの狂気を描けていたと思うし、やっぱり人間はクズさを内包したしょうがない生き物だよね〜。

洗い物のシーン、亮平の考え方にシンパシーを感じたり。笑

作品全般に漂う何とも言えないエモい雰囲気は好きだったのでもしかしたらもう一回ぐらい観るかも。
tofubeats最高。
mm

mmの感想・評価

3.0
朝子も麦も狂気じみていてそれだからこそ2人にだけ通じるものがきっとあった。
亮平と朝子は一緒にいるだけで幸せな雰囲気、安心感・安定感がある。
麦のことを打ち明けた時の亮平の反応と言葉はなんだかどうしても追いかける方だよね、 朝子のことを。ああ、このひといいなと思ったけど凄い切なくもなった。

麦と亮平が同じ場所にいる時、どちらも東出昌大だけれども、完全なる別人だと感じた。
あれだけ優しい亮平の麦を見る目が全てを物語っていた。
最後のシーンと最後の亮平の態度、言葉、
はじめて見る亮平だったし、最後のシーン良かったなあ。
amoui

amouiの感想・評価

4.6
愛から逃れられない。
叙情的で美しく切なく、人間模様がリアルかつ丁寧に描かれていて期待を完全に上回った。
大人になれば、忘れられない過去もちらほらあって、心のどこかでは何かを待ってしまっていたりするのかな。

昔の男、麦は印象的で、2人の出会いは最高にドラマチック。
麦の自由な色気に魅了されて、朝子は夢を見てた。バクは夢を食べて生きる。
そんなところも詩的だなぁ。

愛していても、一緒に生きられるとは限らないし、生きていくことを考えた時、愛されることも大事。
重い話を、ゆっくりと丁寧に辿っていき、朝子たちを通じて自分の中で少しずつ咀嚼していく。tofubeatsさんのエンディング曲もぴったりで、余韻がしばらく残ってる映画。最高だった。
てつや

てつやの感想・評価

3.0
全然消化出来ない。仕事を離れた人付き合いや恋だの愛をずっと避けて生きてきたので、全然現実感がない。
あの朝子の訳わからなさは一体なんだろう。
許してもらえるとは思わない、でも顔を見せてってどんだけ自分勝手なんだろう。
とにかくずっともやもや…
papikO

papikOの感想・評価

-

ドクドク。
ぎゅうううぅ。
じゅわー。



朝子に共感した。
平和すぎる生活を送るなかで、
ひとつ、またひとつと何かが欠けていくのを感じること。
間違えじゃないことをしているつもりでも、なにか大きなウソを抱えているような気がしてくること。
間違えだったことに気づいて、それから大切にしたいもの、大事なものを掻き集めていくこと。
やっぱり汚いけど、
それでも、綺麗だと自分でその大きな川の流れのなかで、肯定していたいと思った。
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