私は好き。
麦が若干サイコパス感あって、途中ホラー映画か何かかと思った。
スマホ投げた時は鳥肌。
朝子と麦の世界、朝子と亮平の世界。
2つ世界が対象的に描かれているように感じた。
麦と一緒にいる時はとても夢みたいなのに、亮平といる時はとても現実的。
でも朝子にとっては、亮平といた時間が夢だったと言っていて…。
要するに、麦と亮平の描き分けが面白かった。
それに、朝子の潔よさが逆にもう清々しいくらい。
自分を好きでいてくれる人を捨てるなんて、最低だ。
…と思うんだけど、もしこれが私に起こった事だとしたらって考えたら、一概に最低だと言いきれない。
恋愛の事になると、私だってきっと自分勝手になってしまうと思う。
大事なものは、大事にするしかない。
他にどうしようもない。
1度愛した人を忘れるなんて、そう簡単には出来ない。
朝子も麦も猫みたいだ。
