るい

人造人間ハカイダー ディレクターズカット版のるいのレビュー・感想・評価

2.5
悪のカリスマ😎
マイヒーローも終盤、今回は異色作をチョイス。
「超力戦隊オーレンジャー」の項で説明した、春にヒーロー3本立て映画まつり、実はメインの仮面ライダーっていうのは93年と94年の時だけでして、最終年の95年はオーレンジャーとビーファイター、そしてメインの長編映画が今作「人造人間ハカイダー」なんです。って思ったら今作を観たことにより、「95春、東映スーパーヒーローフェア」の作品を全て紹介したことになる🤣

〜作品の解説〜
まずそもそもなぜ仮面ライダーじゃなく人造人間、ましてやキカイダーではなくライバル的立ち位置で悪役であった「ハカイダー」をダークヒーローに仕立て上げたスピンオフ作品なんだろうっていうのが疑問なんだが?うーん調べても分からんかった
とにかくこの作品、特撮ヒーローマニアからしたら制作陣が豪華😆❤️
●監督が牙狼等、独特な特撮作品に定評のある「雨宮慶太氏」
●プロデューサーに現在のライダー、戦隊には欠かせない存在の白倉氏やメタルヒーローの生みの親として有名な(あんただけだろ!)レジェンド、故・吉川進氏
●脚本が今現在スーパー戦隊シリーズ、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」のメインや平成ライダーシリーズもいくつか手掛けてる自分も大好きな「井上敏樹先生」
やはり皆さんからしたらこれらの方達の名前を知ったところで???のワケワカメですよね
、特撮ヒーローファンからしたら超豪華なんですよね😅🙏

〜作品の感想〜
まさかの若干ゴアシーンがあるっていう、さすがにコレメインで観に来るヤツって少ないよなって、うんわかる、そもそも始まりがまずワケワカメ、確実に世界観が「マッドマックス2」のパクリに思えた🤣
そして登場したのが今作の絶対正義の存在であり今作のメインの敵の1人である「ミカエル」
ストーリーは表向きはエデンのような理想国家の如く繁栄してるが実のところグルジェフという男によって武力支配された、外界とは遮断された街「ジーザスタウン」
そこに破壊者の如く1人の男がバイクに乗って不法入国してきたところから始まる、
とにかくキャラクターや話、さらに世界観が個性的過ぎてわけわからん、牙狼は好きだけど、ここまでくるともはや雨宮作品の癖全開って感じ、キャラクターもグルジェフの演技のクソ大根っぷりとビジュアル系増し増しな外見がウケた🤣
そしてなぜか宝生舞が出てるっていう、懐!
ここまで酷評しまくってるけどやはりヒーロー特撮、そんな部分は文句無しにカッコいい、アクションやハカイダーのビジュアル、自身の持つ考えや戦い方なんかはマジで痺れた、ダークナイトやん😆
好きな人は好きの極みですな
自分ですら、ちょい「うーん」って感じ
全体的に気味が悪かったな
るい

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