だいふくだるま

さよならの朝に約束の花をかざろうのだいふくだるまのレビュー・感想・評価

3.5
日本のアニメーション技術は確かなものがある。空の感じとかも実際のものと遜色はなく、光の入り方も美しかった。街は所々中世ヨーロッパがモチーフとなっている。

肝心のストーリーはというと、歳を取らないマキアと普通の人間の子供であるエリアルが中心となってくる。 この手の設定は例えば『ばベンジャミン・バトン』や『アデライン〜100年目の恋』といった映画で使われている手法と割と似ているような気がする。

なので、最後の終わりを迎える時にもわりかし驚きはなくやっぱりこうなるかという感じ。 あとは舞台背景がいまいち深いところまでわかりにくい。レナトと呼ばれる龍らしき生物がなぜ赤目病になるのかなどそこらへんのストーリーも別であるともう少し入り込めたかなー。