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さよならの朝に約束の花をかざろうのtottsunのレビュー・感想・評価

3.5
「さよならの朝に約束の花をかざろう」🎬17
10代半ばで外見の成長がストップし、数百年生きることができるイオルフの民。彼らは人里離れた土地で、日々の出来事をヒビオルという布に織り込む生活を送っていた。だが、イオルフの少女マキアは平穏で仲間に恵まれた生活の中で、いいようのない孤独を感じる。ある日、イオルフの長寿の血を求めるメザーテ軍が侵攻してくる。命からがら森の中へと逃げ込んだマキアは、親を失った赤ん坊を見つける。
filmarks主催のイベントで5周年記念の全国上映決定とのことで鑑賞してきました。
予告しか見ないまま鑑賞したため、ほぼ何も情報を入れずに見てきたんですが…
正直失敗しちゃいました。
まず、最初の登場人物たちがみんな同じような髪色の少女姿のため誰が誰なのか分からないまま、大事な物語の説明が進んでしまい…
カタカナの並んだ名前や関係性などに戸惑い気がついたら離ればなれになってしまった。
見終わった今としては他の方のレビュー見ると、まさしくその通り!と思うことが多く…
ちゃんと読んでから鑑賞するべきでした。
あと、全体的な評価の高さゆえ期待すぎてた自分がいけないのですが…もっとフラットな感覚で見るべきでした。
たしかに良い話だけど…個人的には感情移入できず、最後までちょっと引いたところから見ているかのような感覚でした。
母親の方なら色々共感する点は多いのかもですが…自分が未熟すぎてそこまでに至りませんでした。
全体的なベースとしては「アデライン、100年目の恋」が何度かよぎりました。
あと、これは完全に好みの問題だと思うのですが…マキアの声や描き方があまり好きになれず。
15歳よりももっと幼い少女性が強調されていて、なんだかそのバランスに違和感を感じてしまったり…
私的には☆☆☆.5かな。
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