森永昇吾

さよならの朝に約束の花をかざろうの森永昇吾のネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

時間感覚がズレてる事による悲哀や可笑しさをじゃんじゃんかましてくるのを期待してたら、そういうんじゃなく、もっともっとシンプルな話だったので、スンってなった。


シンプルとは聞こえは良いが、平たく言うと

「感動はあるが、面白くはない」


話の内容は、超長命種族が一人で子育てすることで有限を知り、命を知り、愛を知るって話だと思うんだけど、まず尺の都合で時間が飛びまくるので成長のプロセスがかなり薄味。

直ぐに助けてくれる人に囲まれるので基本苦労しているように見えず、10代だった少女が20代になっても少女らしくヒステリックになってるので、長命種って設定を忘れてしまう。なんか、長命種族というよりほんまにただのシングルマザーの話。そもそもアニメキャラって年齢分かりにくいから、あの見た目で30代のキャラとか他所にはゴロゴロいる。


細かいツッコミどころは沢山あるが、その辺は繰り返し見たり設定資料とか見ないとわかんないのかも知れないけど、最後のレイリアの下りは酷いね。全部を台無しにするレベル。

情緒いきなりバグる。孤独は嫌!子供に会いたい!からのSuicaで改札通るくらいのスピードで娘通り過ぎて飛び立ってて笑った。まぁ閉鎖環境で子育てをさせてもらえなかったから10代の子供っぽい精神性で止まってるって考えてもいいけど、、、なんかな、、、


そもそも、ヒビオルって名前も、、、ねぇ、、、


結構ドヤってるタイトルなのに、明確な回収が入らないのはザワザワしました。
森永昇吾

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