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さよならの朝に約束の花をかざろうのmegiのレビュー・感想・評価

3.2
ネトフリで鑑賞
キャラデザや作画や背景美術はすごく美しかったし世界観の作り込みも良かったです。ゲームのFFシリーズみたいな壮大なファンタジー感ありました。

滑舌が悪いという訳ではないのですが、感情的に話す、泣きながら話す、ボソボソ話すってシーンが多く何言ってるか聞き取りづらいので、字幕表示しとくといいかもです。

ほぼ成長しない不老長寿一族の子供(少年少女)が主軸の話なのですが、美しい作画とは逆に内容は割と生臭いといいますか…成長過程描写が生々しかったです。
また細かい描写はされてませんがグロテスクな話が盛り込まれており、ちょっと気分良くない展開もあります。時々嫌悪感が湧くシーンがありましたが視聴を止めるまでは至らなかったので良かったです。後、話に大きく関わりはありませんが、犬が老衰で死ぬシーンあります。

また、この一族の女は見た目が子供でも精神的成長を出来るが男は出来ない…と言うような表現があり、それによってクリムってキャラがあまりにも報われなくてなんか大変モヤモヤした気分になりました。
彼の想い人レイリアも、仲間が助けに来たのを自身が妊娠してるからって理由で救助を断り、数十年後、城が敵国に包囲されたどさくさで2度目の脱出チャンスがあるにもかかわらず産んだ子が大事!と言って断り、それでいて終盤に子供に一目会った後、子を抱きしめる訳でもなく飛び降り自●しようとするわ、マキアのおかげで命拾いするもののあっさり「私を忘れて」とか言って去るし、こいつはなんなん?となりました。
ポイントポイントではいいシーンだなーってなる作品ですが、全体的な流れは引っかかるものがありました。
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