このレビューはネタバレを含みます
ラスト嗚咽しちゃうくらい涙とまらなかった
ムーニーとママのヘイリーが本物の親子にしかみえない
どうしようもない状況の中だけど、ムーニーは幸せだった
俗に言う親子という関係性でもなければ、親友にちかい
本物の愛があって幸せなら、それが一番いいんだよ
ムーニーの一番の幸せはなに?あのモーテルでママと、友達と管理人のボビーに見守られ怒られながら生きていくことなんだよ
ママも、辛い中でムーニーの前では楽しいいつものクレイジーなママで涙も見せない
強くて弱いかわいいママ
カラフルでファンタジーみたいな楽しい色合いの中で起こる絶望的な出来事と、その日暮らしの不安定さのコントラストがより悲しくて切なかった
ホテルのビュッフェのシーン、ジャンシーにお別れを告げようとするムーニーのシーン、洗濯係のお姉さんがヘイリーに「大丈夫、全部うまくいくよ」と抱きしめるシーン
耐えられないくらい感情が溢れた
地味にジャンシーの妹が「私も遊びたい!」って言ってるのにそこにはノータッチで無視だったり、食べ物足の間にこぼして指の間につめこんでたところがツボだった
あと、途中こどもたちが遊んでるところに現れたソーダーじいちゃん、、、笑っちゃった
下の階のお母さん、本当の友達ではなかったんだろうけど
あまりにも酷かった
ヘイリーの状況を分かってあの言動は、いくら子供のためだといえ私は理解できなかった
ラスト、叶わないけれど
ジャンシーとムーニーはあのまま逃げてずっとずっと夢の国にいてほしいと願ってしまった