アノ

シンコペーションのアノのレビュー・感想・評価

シンコペーション(1942年製作の映画)
4.5
奴隷として輸出される黒人からスタートするのに驚く。
中盤のギャングの抗争シーンといい、基本的に明るい音楽映画でありながらディターレらしい禍々しさも散りばめられている。

語り口の効率性も素晴らしい。
サクサク人物とイベントを片付けていくが雑な処理は一切ない。
これだけ早い映画なのに端役にも見せ場を逐一与えているのに関心する。

ジャズ審理の高揚感は映画史に残すべきだろう。
バーでのホテルボーイの挙動も楽しい。
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