浮浪者

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスの浮浪者のレビュー・感想・評価

3.5
啓蒙へ宿りなおすことを待機する情報は、確かにある。その情報を予期し、設置し、交流させるような人智を制度として組み換え続けることができるのだろうかという問い。理性による福祉、偶然の誕生から必然の貧富へ分散されていく人間生活のバラツキをある面で縮減しようというパッチワーク。そのツギハギの作品群に触れることはできる。
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