かい

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスのかいのレビュー・感想・評価

4.2
図書館に関する図鑑みたいな映画だった。一気に観るには情報が多すぎて空腹も手伝ってか後半よくぼーっとしてしまったけど、どのシーンも示唆に富んでて面白かった。家でその都度興味あるシーンだけまた観てみたい。

印象に残ってるシーンとしてはシニアダンス教室で、CelebrationをBGMに踊ってるおばあちゃんたちが心底楽しそうにしている様子が目頭熱くした。前日に最強のふたりのダンスシーンを観たからかな…
あとは「図書館は民主主義の柱」というフレーズが強く耳に残った。社会的弱者のため、人類の叡智の進歩のため…限られた予算の中ではあるけど、図書館の果たすべき役割について議論するシーンなど、このフレーズが言わんとすることが映画前編通して表されてた。
書架が全然映し出されないのも印象的だった。まさに「図書館は人の集まる場所」。

エンドロールの入り方かっこよかった〜思わずにんまりしちゃった。
かい

かい