MoscatoBianco

地獄の天使のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

地獄の天使(1930年製作の映画)
2.5
アビエイターからの繋がりでハワード・ヒューズです。
2年を超える撮影期間と空前の巨費を投じて自ら監督した映画です。
主人公はロイ(兄)とモンテ(弟)のルトリッジ兄弟です。第一次大戦で英軍の飛行隊に入隊します。各々がわりと典型的(デフォルメぎみ)で異なるタイプ(対照的)です。

やや散漫な印象を受けました。
特にカール(イギリス大好きドイツ人、兄弟の友人)とか、ツェッペリン(ドイツの飛行船)とか、ヘレン(ロイが両想いだと誤解している尻軽ビッチ)とか、せっかく登場したわりには。。
ヘレンなんかジーン・ハーロウですから、もうちょっと期待してしまいました。ドレスの露出面積は大きめです。

戦闘機による空中戦がウリなんですね。このあたりの逸話はアビエイターにも出てきます。87機の戦闘機・爆撃機を買った(!)そうです。レンタルできんかったか?
スピード感が伝わる背景として理想的な雲がどっかに現れるのを待っていたこともあるらしいです。雲待ち。

で、お恐れながら申しますが、そこまでリキ入れたわりには、ただ飛んでるだけの場面がちょっと多いような。。
もちろん衝突、墜落とか大変なシーンもありますけど。。
失礼しました。 m(_ _)m

おかしいな。126分なのに。
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