目のつけどころが素晴らしい。企画の勝利という作品だと思う。
ロシアの国家ぐるみのドーピング。ソチ五輪の裏側で行われていた最悪の事実。
プーチンにとっては最悪の内部告発者をドキュメンタリーで描いている。
陰謀論やスパイ映画の要素がドキュメンタリーで感じれる。
シンプルにおもしろい。映画を見た後に誰かに話したくなる感覚が非常に大きい。
脚本を書いていた時に、こんな結末になるなんてきっと誰も想像していなかったはず。最初はオフィシャルのドーピング検査を現代の科学で、潜り抜けることがドーピングを使用しながらできるかどうかというドキュメンタリーだったはず。しかし、世界中を震撼させる結末になっていく。ドキュメンタリーだからできた、奇跡の作品だと思う。
