たけまる

キラー・メイズのたけまるのレビュー・感想・評価

キラー・メイズ(2017年製作の映画)
2.2
コンセプトはすごく良かったのに、キャラクターもストーリーも終始何がしたいのか中途半端。
舞台も敵もダンボール製で表現された迷宮の世界観は作り込まれていたし、ホラー的手法も抑えてあったが、中盤以降とにかくテンポが悪い。
主人公とヒロインのはっきりしない言い争いや同じ演出が繰り返され、冗長で退屈だし、イラつかせる描写ばかりで魅力的に感じるキャラクターがいない。
序盤のテンポでサクサク人を減らしていくパニック系として作っていればまだ楽しめた気がする。