ナンセンスコメディ？こういうのなんていうんだっけ？わかりません。
不条理演劇を見たときのような気持ち。世界観はもちろんなんだけど、キャラクターたちの会話もなんか不思議だった。普通この場面でこんな返しする？みたいな（訳が変なのかもしれないけど）
ゴア描写目的で見たけど、それが主題じゃないんだろうな。
何かを作ること、何かを成し遂げることは迷宮に迷いこむのと同じ。問題解決するにはまずその原因を考え、それを壊すしかない。そうしないと肥大化する自意識が他人を傷つけてしまう。とかそういうことなのかな？手が段ボールになったのと、女性器の部屋がよくわからんかった。
舞台美術は非常に良かった。鍵盤部屋、トランプの部屋、動く折鶴、段ボール人間、段ボールの服、開くさなぎ…段ボール工作好きな人にはおすすめかも。
ストーリーはコメディにもホラーにも振り切れてないけど不条理劇だと思うとまあ許せるかなって気持ち。そういうの好きな人じゃないとお勧めしません。
