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あのコの、トリコ。のssr701のレビュー・感想・評価

あのコの、トリコ。(2018年製作の映画)
2.5
落ちてきた女の子を
受け止めるシーンから始まりますけど
これって宇宙超人タッグトーナメントで
ヘルミッショネルズに投げ落とされた
超人師弟コンビを受け止めたキン肉マングレートの
オマージュですかね(いや普通にラピュタやろ)

少女マンガ原作モノです
あーはいはい
また地味なメガネっ子が
どんどんあか抜けてきれいになってくアレだろ?
また夏祭り→文化祭→キャンプファイヤー→クリスマスですか?
と思ったらメガネ男子の吉沢亮が
実はイケメンでしたパターンでした
しかも学園モノではなく芸能界モノで
杉野遥亮とヒロインを奪い合う
三角関係のラブラブストーリーなのでした
ちょっと意外でしたね

そのヒロインが
大ヒット映画「100日間生きたワニ」
ワニのセンパイの声優でおなじみの新木優子です
キス顔でグイグイ迫ってきたり
無邪気に抱きついてきたり
下着なんて水着と一緒!なんて言ってみたり
でボクの心を激しくかき乱してきます
チョコラBBを年齢の数だけ口に含んで
アサヒザカクテルで流し込まないと
心臓がもちそうにないです!

下着姿は一度は臆してNGになるかと思いましたが
頑張りましたね
「やるならやる!」の域に達していると思います
ですのでここは当然
両肩をがっちりつかんで顔を覗き込みながら
よく頑張ったね!とほめてあげたいです(ホラー)
取り巻きのスタッフに羽交い絞めにされる前に
スタコラサッサ~と逃げつつさあ視聴続行です

内田理央も出てきて
ストーリーに厚みが増していくかと思いましたが
なぜか内田理央が演技をするところは
音楽が流れて声が聞こえなくなります
なんですかこれは…
佐々木希のように演技に難があるのでしょうか?
いや内田理央はドラマでの活躍を見る限り
そんなごまかしが必要なほど下手な演技はしてないはずですが…?

しかも共演者キラーということで
これは一波乱あるぞ?と思わせといて
それほどの波は生まれません
新木優子と会話して動揺させたりはしましたが
それ以降まったく出てこなくなります
ジョジョ第二部の新聞記者志望の女ほどではないですが
出てきた意味がよくわかりません

終盤に吉沢亮はアメリカに行くことになったけど
やっぱりその前に告白してから行く!ってことで
新木優子と杉野遥亮の結婚式シーンに乱入し
告白してチュッチュして
みんなに歓迎されて
めでたしめでたしです
ほんとおめでたいですね…と
ためいきが出ます

急にアメリカ行きというでかい話を放り込んできても
何にも盛り上がらず
さらっと終わった感じでしたね

これはライバル役の杉野くんが
非常に中途半端な描かれ方をされたのが
問題かもしれません
激しくイヤな奴とまではいかないし
これは敵わないなと思わせるほどの
圧倒的な存在感も示されたかというと
そこまでではなかったように思います
恋人宣言も唐突なだけで
単なる違和感もしくはポカーンを
与えるに過ぎなかったのです(微妙なダジャレ)
杉野くん自身が持つ
いい人オーラがかえって仇となったのかもしれませんね
ちょっと薄味な作品となってしまい残念な限りです

そんな仕上がりとなった作品で
新木さんも傷ついたのではないでしょうか?
新木さんがCMをしている
ガストに誘って
濃厚なチーズが入ったハンバーグを
一緒に食べることで慰めてあげたいです!
…しかし熱々のハンバーグを
フーフーしている新木さんの姿を見るだけで
ボクはお腹いっぱいになると思います
間違いなくそうなるでしょう
そうとしか考えられないのです
だから一品だけ注文して
ふたりでわけわけして食べることにしますね!
そこから食品ロスの話題へと流れて
世界情勢の話題へと発展するかもしれませんが
ボクの知的な部分は控えめにして
堅い話ばかりで退屈させないよう
ユーモアとジョークを交えつつ
楽しい食事会にしたいと考えています
新木さん喜んでくれるといいなあ…
(←お前の方がよっぽどおめでたいぞ)
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