実写版「ミスミソウ」。
これは、私の中ではあくまで漫画原作ありきで、それを実写化したもの、的な位置づけ。
原作も、一部では有名な胸糞ホラー漫画。一時期、必ず「ヴィレヴァン」で平積みされてました。驚いたのは、絵は可愛らしいんですよ、一見。内容が胸糞、笑。
閉塞的な田舎町、廃校が決まっている学校へ卒業間際に転校してきた美少女。かけ違う気持ち、エスカレートする虐め、最下層にいる虐げられた者がきっかけで起きる過度で異常な行動、ぐるぐる巻きになってしまった妹、静かに始まる復讐、そして「お前もか！」展開、と
美男、美女を揃えてちゃんと実写化している印象。雪景色を背景に行われていく残酷なシーン、白と赤のコントラストはいい感じ。でも、漫画の絵と内容のギャップインパクトに比べると、せっかく映画にした割には大人しくまとめちゃった印象。映画化故の違う見せ方も欲しかった。
だから、観賞後の印象もあくまで漫画原作実写化としてのスコア、です。
