天才ドライバーの弟とメカニックの兄がラリー競技で日本一を目指す。
新田真剣佑と東出昌大によるイケメン2人の熱いドラマ。ただでさえかっこいい新田真剣佑が、バキバキに仕上げた体をたっぷり披露するもんだから、嫌な性格のキャラなのにとにかく「かっこいい」という感想しか出てこない。スキャンダルが多く、性格に難ありのイケメンドライバーというキャラが似合いすぎる。
ラリー競技について詳しくないから、コースと観客の近さとか、あのトラブルから復帰できるんだとか驚きながら見れたのも面白かった。
役者がイケメンばかりなのは良いとしても、全員がずっとシリアスでカッコつけた演技してるのがちょっとクドい。しかも兄弟が仲違いしてる理由が、映画的にはしょうもないし。
ラリー競技に対する初心者の視点を描写するために、新人エージェントを登場させるのはわかるけど、新人エージェントの苦悩とか死ぬほどどうでも良い。あれ入れるくらいなら、ライバルの北村匠海の描写をもっと増やした方が盛り上がったと思う。北村匠海は本当に最後まで影が薄くてかわいそうだった。