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スリー・ビルボードのKのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
5.0
もっと暗く 鬱々とした作品かと思ったら
意外とスっ と内容が染み込んできた。
夢中になって見ていた

誰しもが 誰かの影響を受け
誰しもが 誰かを恨み
誰しもが 誰かを愛し
誰しもが 誰かを慈しみ
誰しもが また誰かを見ている

『怒りはまた次の怒りを生み出す』
これが本質で

アガサ・クリスティの小説に
『この小さな村は 世界の縮図だ』
なんて言葉があった気がするけれど

この作品でもそれを思った。
きっとこの作中の村だけじゃない。
世界で起きている。
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