凄惨な事件についての普及啓発ってどうすればいいんだろうな。作品の中では、看板のことをマスコミが広め、人々に今までとは違った角度からこの類の事件について考えさせたのだろうと思う。
自分の身の危険を感じながらも犯人逮捕に拘り続ける母親に、最初はなんでそこまでするのかと思っていた。でもそうでもしないと娘に対する罪の意識が強すぎてどうにかなってしまうからなのかな。何のために、というより自分でも分からない何かに突き動かされているというか。
全体を通して、重いのにテンポがよかったため飽きずに観れた。
署長がいい役を持っていった感じはする。