物語としてめっちゃ面白かった
イニシェリン島の監督か〜！なるほど
署長の一連の流れは泣けたし、サムロックウェル演じるジェイソンが火傷した先の病室での出来事には皮肉すぎて思わず笑ってしまった
他にもブラックジョークたっぷりだった
嫌なキャラだった奴が署長からの手紙と火傷で苦しみを知ったことで行動に出るのもとてもよかった
なのにいい方向に進まないのも現実味があって、終わり方も含めて私は好き
『怒りは怒りを来す』
本当に言葉通りで、何も良いことは生まれないのは分かっていても怒りをぶつけてしまって物語が悪い方向にどんどん進んでいく作品だった
感情的になって行動を取るキャラって全然感情移入出来なくて苦手なんだけど、この作品は各キャラにきちんとフォーカスを当ててくれるから、共感は出来ないけど納得は出来た
