liftman

スリー・ビルボードのliftmanのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
3.7
最近この感じの、善とか悪とか一括りではとても言えない映画がいくつかあった気がします。

悲しみと怒り。暴力と赦し。
3枚の広告板からはじまって、色んなものが複雑に絡み合い思わぬ方向の展開で目が離せません。
唯一善のかたまりみたいな署長の手紙には展開読めてるにもかかわらず泣けます。アメリカっぽいけど文章が巧い。
あえてのアメリカ南部ののどかな風景とカントリーミュージックの画面に緊張感を感じました。
あのラストでさえほんの少し希望を感じたりして、これで良いのか?と色んなことを考えるエンディングでした。
liftman

liftman