こうたろう

スリー・ビルボードのこうたろうのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
4.8
文句の付けようがない傑作。
ただ、危惧してるのは近頃のハリウッドのセクハラ抗議運動や人種差別抗議の「単純な道具」になって欲しくないこと。
この作品で語ってるのは人や物事は2面性がありもっと複雑だということ。
日本だと不倫騒動に代表されるような、表面的な目測だけで特定の人物を徹底的に叩く風潮。でも現実は簡単な勧善懲悪で構成されてない。それに気づかされる映画でした。