りな

スリー・ビルボードのりなのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
3.4
三つの看板、三人の主人公。転々とするストーリーのなかで差別問題とかレイプ問題とか、アメリカを中心に蔓延る深刻な問題を暴力とブラックジョークを使って描いていて、結果だけを見るんじゃなくその過程を考えることが大事なんだと向き合うきっかけをくれる作品だけど、こういうアプローチの仕方は好みじゃありませんでした。オレンジジュースのシーンはめちゃくちゃ良かった。些細なところに現れるそれぞれの人物の心情や優しさは良かったんだけど、些細じゃないところの優しさは蔑むし、な〜んかいまいちハマれなかったな〜〜。愛情はあるけどみんな不器用…。人間誰にも良いところも悪いところもあるし、好きな人と嫌いな人がいるし、この映画も好きな人とそうでもない人がいるってことですね(まとまらないので強制終了)
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