DeeCo

スリー・ビルボードのDeeCoのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
3.9
『鎮痛と美しき』

この作品を鑑賞するとき、自分は頭痛でした。
それでも大丈夫かな?楽しめるかなと不安。

しかし、

映画が上映された瞬間からホッとしました。
静かな雰囲気で、映像は構図がいい。
落ちつきます。

車を走らせる女性ミルドレッド。

ある考えが閃き、広告にあるメッセージを書く。

そこから物語が始まっていく。
街になにか鎮まっていた音が動き出す。

警察官は動揺し、歯医者は指を怪我、ある人はドラックでつかまり、署長は自殺、広告は燃え、警察署も燃え、この物語に落ちつくところはあるのーー??


でもね、美しいですよ。

少しずつ美しきデコレーションを感じさせます。

あのオレンジジュースね。
涙のオレンジジュース。
DeeCo

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