このレビューはネタバレを含みます
「そんなことをしても何にもならない!」と言いたくなるような場面の連続。彼らは行き場のない憎しみや悲しみをやるせなさとして自分で抱える羽目になった。
どこにこの怒りをぶつければいいかわからない、どうしたらいいのかわからない、でも何もせずにはいられない。
わからないってことはこの世でもっとも辛いことのひとつなんだろうな。
面白かったか面白くなかったかで言えば面白くはなかったけど、終わらせ方はとてもとても好きです。
いや面白くない、というよりもあまり共感できずに終わってしまった感じ。数年後にまた見たい映画。