映画を見ているとは思えない２時間だった。かといってドキュメンタリーみたいだったのかというと、そうではなくて。
殺人事件があったら犯人が見つかるべき、宝の地図の暗号が出てきたら解読して探し当てるべき、フィクションにはいつも答えがあるべき。そういう考えになっていた感覚を裏切られたような感じだった。
三枚の看板の登場と存在が何に影響を与えたのか？
その決定的な答えは難しすぎて。傷ついた人も、救われた人も、何の影響もなかった人もいて、正直看板なんてないほうが……て何度も思った。
それでも、後悔ばかりしていたってなんにもならない、努力しないと始まらない、と腹をくくって行動してるメインキャラクターたちの潔さは良かった。ちょっとバイオレンスがすぎるけど。
物語的に私は好みではないので星２つですが、メイン３人の演技はすごい迫真で胸にくるものがあった。
