なんだろ
このズシリとグサッとくる
なんとも言えない感情…
様々な登場人物に
同情・怒り・悲しさなどが湧き
感情が振り回され
いい意味で
疲れる作品でした。
重い内容だけど
現実世界でも
この作品と同じく
家族が殺された事件は
世界中沢山あって
酷い悲しいニュースを
私達はいつも見てきたから
私には架空の作り話とは思えず
フィクションかの様に見え
目が離せずずっと見れた。
観終わってまず
「復讐・恨み・怒り」からは
何もいい事は起きないと思った。
だけど
家族を殺された当事者は
そんな事思えないよね…
そのやり場のない怒りが
人へ人へと渡り
結局望んでいた結果にはならない、
むしろどんどん悪くなっていく…
答えも正解もないから
ただただ
不の連鎖を見ている…
そんな気持ちになったな。
そして
アカデミー賞
主演女優・助演男優賞を
獲っただけある
２人の演技に脱帽！
個人的には
サム・ロックウェルの
最初から嫌というほど見せる
憎たらしい悪役ぶりからの
改心していい人になるさまが
一番感情輸入してしまった。
あれは助演男優賞を獲るわ。
いつもはもう面倒くさくなり
レビューを
書かなくなってしまったけど
久々に長々と書きたくなる
作品だった！
うん、観て良かった。
