ジャケットからは想像出来ない結末で
話が進むたびにどこへ行くのか分からない
ストーリーが惹きつけられます。
簡単な善悪だけでは片付けられない
キャラクター達の見方がガラッと変わる
後半がたまらなく好きです。
サムロックウェルの役の変貌は
読めない展開で、こーいう自分の中の
価値観が変化していく人間の
変化は、私達にも当てはまることで
誰かにとっては良い人でも、別の人には
嫌われていて
一度ついた価値観や気持ちを覆すことはとても難しく
相手を理解することも許すことも
自分から歩み寄るか、それを揺るがす大きな
何かがあって、短な人の死だったり
絶対に歩み寄れないと思っていた人が
ある時、同じ目線で見れるようになったりする。
なんとも形容し難い人間の複雑で面倒な
一面を表した
優しくなれる作品です。
面白かったです。
