この作品でアカデミー賞主演女優賞をフランシス・マクドーマンドさんが受賞し、度々話題になっていたので気になり鑑賞しました。
一見、誰も救われていないのにもかかわらず、終わってみると何故か心が安らかになる。そんな作品でした。
「怒りは怒りを生む」本当にそうでしょうか?
この様に問いかけられている様な気がしました。時間が経てばやがて怒りは薄れ、痛みを分かち合い、あゆみ寄れるのかもしれませんね。
現実でこの様な事が起きたらとても許せませんが、本作品はあえて誇張して表現する事で、また、あえて非道徳的な表現を用いる事で"強さ"を表現しているのだと思いました。勉強になりました!
許す事の強さを教えてくれた様な気がします。