ゆきだる

スリー・ビルボードのゆきだるのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
4.8
人間とはかくも素直で面倒くさくて身勝手でしんどい生き物なんだろう。
登場人物それぞれの思いがあって、それぞれの思いやりがあって、それぞれの抱えてるものが重なって、世界が出来ている。

娘をレイプされて殺された口と態度が悪い母親。
その事件の管轄であと余命数カ月の警察署長。
警官になる事を目標とするすぐ怒る部下。
そしてその周りの人達。

環境が変われば行動が変わる、行動が変われば関係が変わる。
これはまた映画を見ないと語れない。
色々なものが詰まった極上の映画でした。
ゆきだる

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