くるーぞー

スリー・ビルボードのくるーぞーのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
4.0
なぜこれがアカデミー賞脚本賞を逃したんでしょうか?
ってくらい面白かったです。
フランシス・マクドーマンドは「ファーゴ」で見せた演技で
流石ですねって感じです。
最初この映画のことを知ってミステリーだと思ったのですが
全然違いました。人間ドラマです。
この映画の言いたいことは「許す」ってことかな。
人間誰しも間違いは起こすんだけどそこは許すって
ことがないとダメなんじゃないかな。
とにかく脚本が良くて最近の洋画のCG映画は
うんざりしてたのですがこういうのをちゃんと撮れるんじゃないか!
邦画好きな私にはしてやられたなという思いです。
洋画では今年NO・1かな。
かといって」堅苦しいミニシアター系でもなく
ブラックジョークをかます感じが良い。
主人公もまともじゃないし
一番まともなのは脇役の小人だったりする 笑
ディクソンの心変わりは感動しました。
いやあんなんことで改心するかなですけどそこは映画だし。
出てくる人々がみんな面白い。
ディクソンのお母さんなんてどっからスカウトしてきたんだよ
ってくらい愛らしい。でも良い人でもないんだけど。
説明が難しいけどみてもらえたらわかります。
賛否あるラストシーンですが自分は好きです。
くるーぞー

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