これはすごい映画です。今更ですが。フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェルとかもう曲者しか演じたことない人集めてるじゃん。混ぜるな危険だよ。
フランシス・マクドーマンドは癖の強いお母さん演じさせたら右に出るものはいないね。女の子を蹴るシーンは衝撃。ファーゴで子供が生まれて、あの頃ペニーレインとでああいうお母さんになって、本作でぶっ壊れるみたいな流れを勝手に想像できる。
ウディ・ハレルソンはそうきたか!!詳しくはいいません。奥さん美人だなあ。
サム・ロックウェルはなんといってもあのノーカットのシーン、からの病院でのシーンが泣かせるなあ。あの瞬間だよね、大事なのは。あと手紙か。お母さんはダメだなあ…。
ルーカスヘッジスがそんな中大変まともな役で出ているのも微笑ましい。
そしてこの映画最大の主人公は脚本ですね。間違いなく。個々のパーツの驚きと見事な連携に感嘆です。上下左右に振り回される。
砂の多いところ、はマフムーディーヤ虐殺事件のことを言っているようです。