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八つ墓村のumimiのレビュー・感想・評価

八つ墓村(1996年製作の映画)
1.0
八つ墓村は吉岡秀隆版金田一耕助のドラマを観たことがあり、今作は2つめ。

市川崑監督の金田一耕助シリーズは石坂浩二版新旧犬神家以来3つめ。

犬神家はまあまあだった記憶なのでそこそこ期待して観たのだけれど…。


なんじゃこりゃ?



でした。

まず血の色が鮮やかな赤の塗料にしか見えず、しかも傷に対してたくさん出過ぎで気持ち悪い。

トヨエツの金田一が全面的にひどい。
彼のビジュアルが美しいのも役に似合ってなくてマイナス要素でしかない。
演技も、この頃は下手だったの?と思うほどひどい。
セリフと表情が全く合っていないシーンも多々あって違和感。

女優さんたちも演出のせいか全体的に芝居がくさい。

喜多嶋舞もこんなに棒演技の人だったっけ?

犯人すっかり忘れてたから、それを知りたいモチベーションだけでなんとか最後まで観たけど、観なきゃよかったと思ったほど。

EDの曲も作品の世界観ともストーリーとも合っていなくて、最後までちぐはぐ感満載で疲れてしまいました。

良かったところを探してみたのですが、唯一今シリーズ常連の等々力警部役の加藤武さんの安定感ぐらいかな。
彼の思い込みと的外れな推理は水戸黄門の印籠かの如く観ていて安心感がありました😅

でもそれくらいです。

今作を気に入ってご覧になっている方には申し訳ないですが、ごめんなさい🙇‍♀️
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