八つ墓村の作品情報・感想・評価

「八つ墓村」に投稿された感想・評価

Abu

Abuの感想・評価

3.3
なんか知らんけど【市川崑・横溝正史】作品が続く。
高梁に行った時に、多治見家のお屋敷となったロケ地を遠巻きに見学した。
その豪奢な石垣は下手な城よりも優雅で、その佇まいに圧倒された記憶があるる。

映画ですが…
豊川悦司さんではダメなのか?
イメージとは恐ろしい。
どうしても石坂浩二さんと比べてしまう。
さっきまで石坂さんを見ていたので尚更ですね。
でも豊川さんも悪くないよ。
すぐ慣れる。
それよりもこの映画は前作である1977年版があまりにも良すぎるので観ていて辛い。
映画としてのストーリーの面白みが段違い過ぎる。
久しぶりに観てもやはり同じ感想だ。
野村芳太郎監督と橋本忍さん、それに芥川也寸志先生、この黄金のトライアングルにはちょっと敵わないですね。
それに渥美清さんも良い味出してたし。

懐かしいメンバーも小出しで出ています。
いきなり白石加代子さんが出てきたのにはビックリ!
それも綺麗な標準語 笑
昔はもっとキレがあったような?

この作品、一連の金田一シリーズと比べると役不足感は否めない。
とは言うものの市川崑監督の斬新な映像美は健在で監督晩年にして渾身の一作だと思います。
ナヨっとしたトヨエツ金田一は俺そんなに嫌いじゃないのでなんならもう何本か見たかったぐらいですが、諸々過去作との差別化を図ったのか閉鎖的な田舎のおどろおどろしい湿った空気が消えちゃってやたら風通しのいい映画になってんのはなんかまぁこれはこれでっていう感じもありつつ、でもやっぱあんま面白くなかった…。
ところで回想シーンの音楽、ブレードランナーのサントラからサンプリングしてないすか? "Rachel's Song"のイントロ部分。市川崑とヴァンゲリスの夢のコラボだと思って一人盛り上がってしまったのですが、しかし詳細不明(なんか知ってる人いたら教えてください)
市川崑監督と石坂浩二版の金田一耕助が至高(次点は古谷一行版)でしたが、飄々とした豊川悦司さんの金田一も良い感じの味わい。何度観ても『八つ墓村の祟りじゃー‼︎』がトラウマ級の不気味さ。
こじ

こじの感想・評価

3.3
原作を読んで改めて鑑賞しました。

市川崑監督の映像表現と

役者の演技が素晴らしかった。

だけど

原作の重要な箇所が

何個か削られていて

緻密な犯罪計画が少し薄まり

犯人の知的さ、狡猾さが

減ってしまったのと

落武者の残した宝探しが

全部無くなってたのと

寺田辰也の

運命に翻弄されてる感も

薄まってしまったのが

残念でした。。
kaori

kaoriの感想・評価

3.9
市川監督作品にハマりつつある!
今回は結構穏やかな気がした。女を題材にしてはあったけどそこまで歪んで感じなかったなあ。相変わらず、フェチを感じさせるシーンはあったけど。赤く塗られた扉からのぞく女の姿とか。役者が現代でも活躍されてる方たちが多かったから馴染んで見れたのかな?

トヨエツかっこよすぎる、、。
祟りじゃ〜っ! 八つ墓様の祟りじゃ〜っ!

市川崑監督、豊川悦司版金田一。
八つ墓村は、本作と渥美清版が有名だろう。
比較して観ると面白い。どちらかというと渥美清版の方が好き。
渥美清版は、ほぼホラー映画に対して本作はあっさりした印象。
なので少し物足りない。あちらのほうが落ち武者の呪いや、村人殺しを丁寧に描いているが原作に忠実なのは本作みたいです。
ただ、渥美清版の金田一はあまり物語に絡まなかったのに対し、こちらは金田一中心に話が展開していくのは良かったと思う。

同監督、石坂浩二版5作品に比べると、ドロドロした雰囲気がまったく無くなってしまった。かなりさっぱりした印象。
金田一も弱々しくあまり好みではない。
あのジメジメした感じが最高だったんだけど、映画全体が奇麗になってしまった。

そして八つ墓村といえば、村人32人殺し。
これも、あっさりしてるのでなんだかなーである。
先にあちらの方を観てしまったので、そう思っただけかもしれないが、本作では狂気が全然感じられなかった。

最後にどうでもいい話。
本作観る方法がなかったのでAmazonビデオを初めてレンタルしました。
400円だそうです。これって高いのかな。笑

なんか色々、残念な映画でした。

Amazonビデオ/Primeビデオ

このレビューはネタバレを含みます

 
 
 
 
 
自宅(CS放送)にて何度目かの再鑑賞。市川崑監督作では初めて“金田一耕助”に石坂浩二以外を配した金田一モノ。役作りの為、撮影前から数週間衣裳を着けて過ごしたと云う豊川悦司版金田一は微妙で、この人に爽やかな笑顔は似合わない。或る程度、横溝正史の原作に忠実だが、犯行の動機や相反する八人の構図等は変更・省略されている。喜多嶋舞演じる“里村典子”が登場するのは良いが、原作より随分幼い印象。『病院坂の首縊りの家('79)』以降、監督の金田一モノは円熟味が増した反面、実験性や監督らしさが薄れ、良くない。45/100点。

・全体に淡々とした語り口で、メリハリが無く、原作から変更された犯行の動機も首を傾げたくなる。また原作では、事件解決の糸口になる(監督の金田一モノでは常連の)白石加代子演じる“濃茶の尼”のエピソードも大幅に変更されている。同じく監督常連の岸田今日子の二役“田治見小竹・小梅”は妖怪じみており、夢に出そう。

・鑑賞日:2012年3月31日
★☆ 某サイトより転載 ☆★
 
 
 
98年邦。こちらは一面の大根畑。轟警部と吉田日出子が救い。渥美清版と違い、こちらはミステリーが主眼。ちゃんと金田一が活躍するし、いつも通り戦争が話の重要なキーに。お屋敷が同じで結構上がる。

予告編で見て大変気になった30人殺しの再現。なんか違った。一徳は狂気じみててよかったんだけど、田舎の夜は出歩かないよとか、なぜ婚礼?とか冷めちゃった。なによりほっぺつやつや、骨しっかりのモブを見て、もう戦中戦後の時代は撮れないかもと思った。女優さんの所作や科白回しも無理だらけだし。
たなか

たなかの感想・評価

4.5
市川崑版ということで
野村芳太郎版をみていたのでどんな違いがあるかなと思っていたんですが、こちらの方が人物は美しかったかなと思いました
いつも通りというか暗がりでの光の入れ方が面白い
若々しいトヨエツは食い気味に喋るんですね笑
キャストから滲み出る土曜サスペンス感もありました笑
岸部一徳のキエーーーーー!!!にはちょっと笑ってしまいました
roche21

roche21の感想・評価

2.5
観ました。まあまあかな?市川崑の中ではあまりいい作品じゃないかも。豊川金田一は演技は下手だけど華があっていいですね。もっとやればよかったのに。
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