八つ墓村の作品情報・感想・評価・動画配信

「八つ墓村」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

郵便局長兼旅館のおかみ役の吉田日出子と双子の大おば様を一人ニ役でやってる岸田今日子がもうほんとに素晴らしい。

郵便局の仕事を片付けていたら豊川悦司「で、局長はどなたです?」と聞かれて、ムカついた吉田日出子が「私ですがな!」と言うシーンとてもよかった。名探偵のジェンダーバイアスの描写とも読めるけど、えげつない殺人事件の犯人が女なわけがない、という固定観念にも通じるわけだから、案外重要な描写なのかもしれない。

渥美清金田一がめちゃくちゃ不気味な仮説をしゃべるだけしゃべって「調べるのをやめました」と匙を投げる1977年版に比べるとおとなしい幕引きだけれども、郵便局におつかいに来た少年の描写で前と後ろを合わせていたのとか上品でよかった。
harunoma

harunomaの感想・評価

1.0
なぜか再見したくなって、400円払った。
市川崑、市川準、伊丹十三、森田宏光とかいう大根ジャンルは永遠に分からない。
この人たちは何が楽しくて映画なんて撮ってるんだろう。
Fujiかどうか知らぬが、ここまで腐った発色で、最低につまらない人間模様の画面、台詞、演技、物語、音楽と、確実に死んでいい類のテレビ的低体温の停滞が呑気な映像たちをしゃべりながら形作っている。
最低災厄の日本映画たち。
遠慮はいらないからこれらの邦画をナクバと呼ぶべきだ。
トヨエツは好き。
marbo917

marbo917の感想・評価

3.1
2022年139本目

渥美清版では辰弥が主軸のストーリーで、金田一は最後の謎解きの解説をするくらいだった。それに対して本作は市川崑監督ということもあってか金田一が主軸で進められている。

キャスティングには、等々力警部役(渥美清版では磯川警部が役名)に加藤武、濃茶の尼役に白石加代子、辰弥の勤務先の上司役に小林昭二と数々の石坂浩二版の金田一作品に出ていた役者が起用されている。しかし、肝心の中身はというと、おどろおどろしさが皆無でトヨエツの金田一が何とも軽く深みに欠けている。

市川崑版の金田一シリーズがあまりに良すぎたのか、同じ市川崑の金田一に期待してしまったのが仇になっている。
子どものときに鑑賞。懐中電灯や双子婆様のインパクトが強く、子どもには少し怖かった記憶が。
aaaakiko

aaaakikoの感想・評価

3.5
公開時に劇場で見ました。
わたしは初めて見たのがこの市川崑版だったので、いまだに金田一耕助はトヨエツのイメージなんですが、それ以降やらなかったですね。

本作では不気味な双子ババア小竹&小梅を岸田今日子が二役演じ、当時「岸田今日子がCGで2人に!」といって話題になりました(笑)
その他、森美也子は浅野ゆう子、寺田辰弥はまだ元男闘呼組という肩書きがついていた高橋和也、多治見家三世代のヤバ当主は岸部一徳が演じ、怪演が素晴らしかったです。
ちなみに劇中に出てくる多治見家のお屋敷は、1977年の野村芳太郎監督版の多治見家と同じお屋敷(岡山県にある)だそうです。
ロケ地といえば、横溝正史の疎開してた家やキャラクター像などがある岡山県の真備町に、以前聖地巡りに行ったことがあります。数年前の大雨で大水害に見舞われたとのことでしたが、今は大丈夫でしょうか。また行きたいです。

関係ないですが、その後2004年に放送されたフジテレビのドラマ版「八つ墓村」は、金田一耕助を稲垣吾郎、寺田辰弥を藤原竜也が演じました。
このフジの稲垣吾郎版シリーズは「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄」なども作られましたが、どれも原作に近くてわりとよくできていたことを記憶しています。綾辻行人もおもしろいと言っていました。
なかなか再放送は難しいでしょうが、また見たいものです。
ほーく

ほーくの感想・評価

3.3
今日も18年物の熟成ブログ記事から

今はなきスカパーで観まくってた頃ですね


我が郷土・岡山県を猟奇殺人のメッカと世間に知らしめた横溝正史の名探偵金田一耕助シリーズ10作品が一挙放映されるのがこの10月。郷土愛溢れる私としては観ぬわけにはいくまい。いや、すでにほとんど観たことある作品ばかりなんだけどね。
 さて、今作品の金田一役はその当時人気絶頂だった(であろう)豊川悦司、監督は相変わらず市川崑…。しかし、脇がいい。岸田今日子、萬田久子、浅野ゆう子、岸部一徳、佐藤慶、おなじみ加藤武、etc.。そういえば喜多嶋舞も意外といい味出してたな。で、市川崑演出はメリハリなくてわざとらしくて好きじゃないけど大御所だから外せないし、トヨエツはとにかく叫ぶ声がうるさくて、石坂浩二@金田一がお気に入りだけどもうさすがに新作は無理なので、稲垣吾郎くんにもう少しがんばってほしいのであった。
 ま、それはそれとして今月は観れるだけ観よう。
mikaho

mikahoの感想・評価

3.5
今は亡き
浦和のユザワヤの奥のヴェルデ東宝に
観に行ったような気がします。
あの頃トヨエツにやられてたなー。
金田一はこれしかやらなかったね。
王冠

王冠の感想・評価

3.2
八つ墓村
市川崑監督&石坂浩二金田一のコンビがあまりに好きすぎて、好きになれなかった作品。天河伝説殺人事件に続いてお疲れだったのかな?監督?とさえ思ったのが初見の感想。先日、NHKで吉岡秀隆主演の同作を観て、改めて観てみようと思っていたら、WOWOWで放送してくれたので。感想としては「あれ?悪くないじゃん。」お馴染みの市川組の役者さんは殆ど出てこないが、細かな部分は、犬神家の一族を思わせるような台詞廻しがあったり、演出的には流石👏市川崑監督だなと。動機は純粋な愛という作品に仕上げるにはやや難しいと思われる原作をよくぞここまで。
#八つ墓村 #豊川悦司 #加藤武 #小林昭二 #市川崑 #横溝正史
hoteltokyo

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3.8
神戸のある会社で、天涯孤独の身ながら会社員として働く20代の青年が、あるラジオで自分を探しているということを耳にし、自分の身寄りだと言う男と面会するためにある村を訪れる。この村でははるか昔、戦国時代に懸賞目当てに落ち武者8人を惨殺し、その祟を恐れた村人から手厚く葬られたことから「八つ墓村」と呼ばれていた。そして、この日から青年の周りで猟奇的な事件が起こり始める・・・という物語。

この極上の湿りっけこそがたまらない、まさに和モノサスペンスの金字塔。あの金田一耕助は豊川悦司とこれまた適役で、「金田一シリーズ」を手掛けてきた市川崑監督が拳を奮った一作。次は野村芳太郎版も鑑賞してみたい。

ちなみに本作が映画館で上映された後、豊川悦司の「しまったぁ〜〜!!」のモノマネを度々披露していたのだが誰にも伝わらなかった。
poteo

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3.5
2022-133
まあまあ。原作既読。
本作も含め、原作、コミック版、77年版等々イロイロ観てきた。

正直、市川崑の美術や音楽の雰囲気は石坂版シリーズの継承で安心して観ていられるクオリティ!…なので豊悦が異様に浮いて見える。

あんな爽やか長身イケメンがフケを落としても似合わない。
滑舌も良く若々しいのは、数居る金田一俳優でも異質で合わない。

金田一シリーズの中では「八つ墓村」は登場キャラも少なく(それでも多い)話もシンプルで分かりやすい(それでも複雑)だが、横溝正史のエッセンスが詰まった名作なだけに残念。
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