たむ

バース・オブ・ザ・ドラゴンのたむのレビュー・感想・評価

2.3
『イップ・マン完結』とほぼ同時期の時代を描いたブルース・リーの物語です。
イップ・マンシリーズやらブルース・リー4Kなどで、最近この時代の彼らの作品を観ているので、鑑賞しました。
しかもホラーで有名なジェイソン・ブラムさんが製作という事で、期待もありましたが…。
サンフランシスコで中国武術を教え、空手の大会でパフォーマンスをしたり、やりたい放題のブルース・リーと少林拳のウォン・ジャックマンが戦う事に。
実話を基にしたフィクションですが、恐らく大部分がフィクションでしょう。
好きな女性を救うためチャイニーズギャングに単身乗り込んだ弟子のために、ブルースとウォンが協力してギャングを叩きのめすなど、その戦いも含めて、オマージュ系。
話が多すぎて、ドラゴンの誕生というタイトルですが、グチャグチャで何が描きたいのかよくわからない上、後半の戦いは、『マトリックス』みたいになってきます。
まともな伝記映画としては決して観れないですし、これだったらブルース・リーのオリジナル映画を観た方がよっぽど彼のことを知れます。
ホラーは傑作だらけのジェイソン・ブラムさんの残念な作品ですね。
たむ

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